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北部旧道資料記録

雑記帳

調査以外のことも書きます

最終更新
2019.07.19

北部旧道資料記録 > 雑記帳

いろいろなメモ

2018.06.12

駅前の定食屋で昼ごはん

資料を返しに言理駅へ行った帰り、駅前の食堂に入った。焼き魚定食は、焼きさばとごはん、みそ汁、小鉢が二つ。魚は少し塩が強かったが、午後から雨になるという店の人の話を聞きながら食べるとちょうどよかった。

港の食堂で撮った焼き魚定食
港の食堂で。記録用に撮った昼食の写真。

窓際の席から駅前通りを見ていると、いつも同じ時間に買い物袋を持った人が何人か通る。町の動きは、資料よりもこういうところに出るのかもしれない。

2018.08.04

ハマウツボを見つけた日

砂浜のハマヒルガオの近くでハマウツボを確認した。花だけ見ていると見落とすが、薄い茶色の茎が砂から出ていて、周りのハマヒルガオのつるをたどると見つけやすい。

砂浜のハマヒルガオの近くに生えるハマウツボ
砂浜で見つけたハマウツボ。周囲の植物も一緒に記録する。

葉緑素を持たない寄生植物なので、見つけた個体だけでなく、寄主になっている植物と砂の状態も書いておくと後で分かりやすい。採取はしない。今日は場所、天気、花の数だけをノートに残した。

2018.10.21

県境の古い道を歩く

隣県の山間部まで出かけ、使われなくなった生活道を歩いた。舗装は一度されているが、杉林の手前で道幅が急に細くなり、軽トラックが通る道と歩くための道が分かれていた。

隣県の山間部にある古い生活道と石の道標
隣県の山間部。道の脇に古い石の道標が残っていた。

石の道標に見慣れない字が残っていたが、近くの家の人に聞くと昔の集落名とのこと。地図に線が残っているだけの道でも、今も畑へ行くために使う人がいる。知らない場所の資料を見るのは楽しい。

2018.12.03

研究室の本棚を片づける

授業の合間に研究室の本棚を整理した。祭礼の記録、村落の聞き書き、道路の変遷を扱った報告書が同じ棚に並んでいるので、学生から見ると分かりにくいらしい。

古い資料は背表紙だけでは内容が分からないものも多い。表紙の裏に前の持ち主の名前が書かれている本は、捨てずに別の棚へ移した。こういう小さな記録が、後で資料の来歴を確かめる手掛かりになる。

2019.02.13

港の食堂の話

港の食堂で鯖の味噌煮を食べた。昼を過ぎていたので客は少なく、店の人と川の話になった。昔は今より川幅が広く、港から川沿いの集落まで魚を運ぶ小舟が入っていたという。

地図を見ると川沿いに荷揚げ場の記号が一つあるが、現在の護岸からは場所を想像しにくい。こういう話は地図だけでは分からないので、聞いた日と話してくれた人のことを忘れないうちに書いておく。

2019.04.27

隣県の祭礼を見に行く

隣県の山あいで、春の祭礼に合わせて古い道具を出す家があると聞き、見学させてもらった。道具の名前は地域によって違うが、使う時期としまう場所には細かな決まりが残っていた。

祭礼そのものより、準備をしている人が「昔からそうしている」と言いながら、誰がどの順番で動くかを説明してくれたことが印象に残った。伝承は言葉だけでなく、動作や場所にも残る。

2019.05.30

古地図の線を読む

道が途中で途切れている地図は、道がなくなったとは限らない。縮尺、川の流れ、地名の位置を見比べると、記号の省略や書き手の癖が見えてくる。

同じ道でも、村の境で線の太さが変わることがある。測量の差か、地図を書き足した時期の違いか、現地で段差や橋の跡を見ないと判断できない。地図は正しいか間違っているかで読むものではなく、誰が何のために書いたかを考えるものだと思う。

2019.06.09

雨の日の駅と買い物

朝から雨。駅の売店で傘を買ったら、店の人に「今日は浜見のほうが強く降っている」と教えてもらった。町の中でも海に近いか山に近いかで天気が違う。

帰りにパンと牛乳を買い、濡れた地図を乾かすために新聞紙を何枚か使った。資料を扱う日は、天気予報と同じくらい、鞄の中のビニール袋を忘れないことが大事。

2019.07.18

白い階段について

聞き取りの中で、十二段の階段と、その先の景色の話が何度か出てくる。場所の説明は一致しないが、階段の段数と「上った先に町が見えた」という部分だけは似ている。

証言をそのまま書き写すと、聞いた人の記憶と古い記録の境目が分からなくなる。今日は話者、聞いた場所、話に出てきた地名を分けて整理した。もう少し古い記録を探す。